必読書①: 末川博『法学入門』有斐閣双書

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皆さん、こんにちは。

今回は、京都大学法学部編入試験での必読書を紹介致します。

法学入門 第6版補訂版 (有斐閣双書)

法学入門 第6版補訂版 (有斐閣双書)

 

 立命館大の元総長の方が編集した、法学の入門書です。

初版は1967年と古く感じますが、衆議院の総定数など、細かい数字は法改正に合わせて訂正されていますので、問題ありません。

 

各章の冒頭に、テーマに関連した文学作品の一部を掲載しているので、元ネタを読んだことがあれば面白いと思います。

特に、契約の自由の章で、遊郭について「まさにこれはボロい商売には違いなかった」なんて書かれていましたが、中々センスがありますね。

 

この本は、勉強の導入に一回(8月終わり位)、そして試験本番の一週間くらい前(10月下旬)に思考の整理の為に一回と、合計二回読みました。

受験を検討している方は、できるだけ早く本書を手に取ってみてください。

編入試験では、本書の知識程度は理解していることが前提となっていると思いますので、食べるくらいの勢いで読みましょう。

金銭的余裕がなく、参考書は図書館で借りる派という方も、この本だけは購入することをお勧めいたします。

 

 

 

もし、末川博さんの本でも、若干難しいと感じた方は(私です)、以下の超入門書をサラッと読んでからだと勉強が理解しやすくなるかもしれません。 

はじめての法律学 -- HとJの物語 第5版 (有斐閣アルマ > Basic)

はじめての法律学 -- HとJの物語 第5版 (有斐閣アルマ > Basic)

 

 こちらの本は、編入試験にはあまり役に立ちませんが、法律の仕組みが何となくわかるようになります。

法学部受験を志したものの、今まで法について全く知識がなかった方は流し読みをしてみては。

確か、大学四年生が運転中にやらかす話をベースとしてストーリーが進んでいきます。

趣味はドライブです、なんてイかした方は、この本を読んで安全運転を心がけましょう。

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