本は食べよう貪ろう

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ネットで面白い画像を見つけたので、今回は本の読み方について書きたいと思います。

 

こちらは、センター試験で満点を取った方の世界史の教科書だそうです。

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魔改造されて、デスノートよりも効果がありそうです。

本の内容を、貪り、しゃぶり尽くし、己の血肉へ変えてやろうといった執念が伝わってきます。

図書館で借りた本を汚してはなりませんが、自分で買った本ならば、とことん使い倒し、食べてやりましょう。

 

特に、編入試験の参考書は、批判的に、と言ったら難しそうですが、ツッコミを入れながら読みましょう。

そのツッコミを、青色のボールペンで本文の横に書いておけば、読み返した際、面白いうえに記憶に残りやすくなります。

例えば、少年法が生温いのは、青少年は更生が容易である為なんて書いてありますが、すかさず三つ子の魂百までとツッコミをいれましょう。

再婚禁止期間について、近年はDNA判定の技術進歩がうんぬん、撤廃すべきだなんだと偉そうに書いてありましたら、では元夫と一卵性双生児の男と付き合う場合、DNA判定は効果があるのかどうなんだと屁理屈を書き込んでやりましょう。

参考書を読む際は、楽しく、そして能動的になりましょう。

勉強が面白くなるうえ、知識が記憶に定着しやすくなり、更には筆者に勝ったという優越感に浸ることができます。

 

 

最後に、世間には色々な読書のハウツー本が出ていますが、おススメの三冊を紹介します。

思考の整理学 (ちくま文庫)

思考の整理学 (ちくま文庫)

 

 中学三年のころたまたま手に取った一冊。

即効性はないのですが、一生をかけて実践したくなるような、勉強に対する姿勢が学べます。

 

 

読書の技法 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門

読書の技法 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門

 

 読んだ本を、どう記憶に定着させるかのテクニックは参考になりました。

基本的には、読んで面白いと思った箇所をボールペンで囲む。

後に、その要約や批判を、ノートに書いて思考するといった方法。

新しい分野について知りたければ、取りあえず入門書を三冊読めばバイアスがなくなる、なんて意見も参考になります。

 

 

乱読のセレンディピティ (扶桑社文庫)

乱読のセレンディピティ (扶桑社文庫)

 

大局的視野、広い教養を得るための読書法ですね。

ある問題を、一つの解決策から正面突破で解こうとすると袋小路に迷ってしまうことがあります。

そんな時は、全く違う分野から道を探ってみると、意外な答案が書けるかもしれません。

ある意味、京大編入に必要なのは、乱読の能力かも知れません。

時間に余裕のある方は是非。

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