編入に使用した書物一覧

【スポンサーリンク】

皆さん、お久しぶりです。

今回は、ツイッターの方でリクエストがございましたので、私が法学部編入の勉強中に使用した書物をリストアップしたいと思います。

 

私は他学部出身者ですので、法学をゼロから始めなければなりませんでした。

そのため、今回リストアップする書物には、法学部出身者の方や、社会科学系統の学部出身の方からすれば、余りにも基本的過ぎて必要性を感じられないものも含まれるかもしれません。

あくまでも、ご参考程度にどうぞ。

 

勉強を本格的に始める前に読みたい本

法学、政治学の知識がからっきしであったため、一番初めにこの本を読んでみました。主人公は高校生、小説風に構成されているので、飽きずに読み終えられます。

キヨミズ准教授の法学入門 (星海社新書)

キヨミズ准教授の法学入門 (星海社新書)

 

 

 

通学中、電車内で流し読みしました。もともと高校三年生の時に一度読んでいたので、短時間で読み終えられました。さすが池上彰さん、説明がわかりやすいのですが、学術書ではなく憲法に関するエッセイといった感じの本ですね。

池上彰の憲法入門 (ちくまプリマ―新書)
 

 

 

 

入門書

こちらもストーリー風に構成されていますが、轢き逃げをしてしまったという重い設定です。皆様、安全運転を。

はじめての法律学 -- HとJの物語 第5版 (有斐閣アルマ > Basic)

はじめての法律学 -- HとJの物語 第5版 (有斐閣アルマ > Basic)

 

 

 

 思想の自由市場の説明の中で、ポルノについて真面目に議論されていたのが好印象。他にも、健全な紳士にとっては興味深いテーマがたくさんあります。

いちばんやさしい憲法入門 第5版 (有斐閣アルマ)

いちばんやさしい憲法入門 第5版 (有斐閣アルマ)

 

 

 

興味のあるところのみ流し読みしました。

政治学の名著30 (ちくま新書)

政治学の名著30 (ちくま新書)

 

 

 

 

必読書

何度か取り上げていますが、こちらは絶対に読んで頂きたい一冊ですね。

法学入門 第6版補訂版 (有斐閣双書)

法学入門 第6版補訂版 (有斐閣双書)

 

 

 演習ノートシリーズは、答案の構成の仕方を学ぶのに最適です。

演習ノート 法学

演習ノート 法学

 
演習ノート 政治学

演習ノート 政治学

 

 

こちらの本は一応専門書にカテゴライズされていますので、一通り勉強が進んだ後に是非とも読んだ方が良いと思います。試験直前に購入したため、気になる項目のみ読み、辞書の様にして使っていました。丁度読んでいなかった箇所が試験で出てしまいましたので、時間に余裕のある方は端から端まで舐める様に読むことをお勧めします。

法哲学 (有斐閣アルマ)

法哲学 (有斐閣アルマ)

 

 

 

 

読みたかったが、読めなかった本

買っては見たが、重かったので持ち運ぶのが億劫となってしまい殆ど読めなかった本。

はじめて学ぶ政治学―古典・名著への誘い

はじめて学ぶ政治学―古典・名著への誘い

 

 

 

図書館で借りたかったが、期限を過ぎても返さない不届き者のせいで読めなかった本。

教養としてのロースクール小論文

教養としてのロースクール小論文

 

 

 

 他の受験生の方や、過去に合格された方がおすすめしていました。大学の本屋では扱っておらず、ジュンク堂池袋店でやっと見つけ、買おうとしたのですが、その前に寄ったタワーレコードでCDを何枚か(チャールズ・ミンガスデイヴ・ブルーベックなんか)購入してしまい、持ち合わせが無くなり泣く泣く諦めた一冊。

ウォーミングアップ法学

ウォーミングアップ法学

 

 

 

番外編

以下の書物は息抜きなんかで読んでいた数冊ですので、他の方にはあまり役に立たないかもしれません。ご参考程度にどうぞ。

 

 編入なんて全く考えていなかったときに読んだ本なのですが、本書の知識が答案構成に活かされた気がしなくもないですね。

入門!論理学 (中公新書)

入門!論理学 (中公新書)

 

 

 

政治学を勉強中に、辞書代わりにしていました。一般的な教養書としても絶賛されている本ですので、手元にあれば何かと役に立つと思います。

世界十五大哲学 (PHP文庫)

世界十五大哲学 (PHP文庫)

 

 

 

 こちらは絶版本ですので、図書館で借りました。法諺についての理解は編入にも役に立つと思いますので、覗いてみては。

 

 

 (アメリカ視点の)国際政治の論文雑誌ですね。図書館で借りて気になる論文のみ(主に中東地域に関する記事)を読んでました。大学のレポートでこの雑誌を使おうとしたら、バイアスが強すぎるため教授に怒られたことがあります。まあ、流れとしての時事問題を勉強するくらいでの気持ちで、全てを鵜呑みにせず軽く読む分には良いと思います。

フォーリン・アフェアーズ・リポート 2018年3月号

フォーリン・アフェアーズ・リポート 2018年3月号

 
フォーリン・アフェアーズ・リポート 2018年4月号

フォーリン・アフェアーズ・リポート 2018年4月号

  • 作者: カート・キャンベル,イーライ・ラトナー,エイミー・マイヤーズ・ジャッフェ,マイケル・D・スワイン,スチュワート・パトリック,リチャード・K・ベッツ,マシュー・C・ワックスマン,ジュリアン・スミス,ローレン=デヨング・シュルマン,ベン・ステイル,クリス・ミラー,リセ・モルへ・ハワード,アレクサンドラ・スターク,バリ・ナスル,マーラ・カーリン,アーロン・ステイン,フォーリン・アフェアーズ・ジャパン
  • 出版社/メーカー: フォーリン・アフェアーズ・ジャパン
  • 発売日: 2018/04/10
  • メディア: 雑誌
  • この商品を含むブログを見る
 

 

 

こちらも論文雑誌ですね。例えば、風力発電などのクリーンエネルギーが、如何に無力であるかが、データと共に科学者視点で書かれています。授業でエネルギー問題なんかのディベートを行う時にこの雑誌の知識を使うと、(文系が相手なら)無双できます。2017年の試験本番ではこの雑誌から仕入れた知識を使う機会はありませんでしたが、簡単な科学データの裏付けが論述内にあると説得力が一気に上がると思います。

Newton(ニュートン) 2018年 04 月号 [雑誌]

Newton(ニュートン) 2018年 04 月号 [雑誌]

 
Newton(ニュートン) 2018年 05 月号 [雑誌]

Newton(ニュートン) 2018年 05 月号 [雑誌]

 

 

 

個人的な事ですが、 所属大学では、中東イスラーム、アフリカ、ヨーロッパの初歩的な地域研究を行っていました。特に、イスラーム地域研究では良い先生に出会えたので、地域研究のなかでは一番熱心に授業を聞いていました。本書は、所属大学で学んだ知識と、法学の勉強をマッチング、ドッキングさせてくれたので、編入の勉強中には一番面白く読んでおりました。今までの専攻がこちら方面の方でしたら、非常に面白い一冊だと思います。

イスラームの国家・社会・法―法の歴史人類学

イスラームの国家・社会・法―法の歴史人類学

 

 

 

 これらの三冊は、本の読み方についての本ですね。編入対策では参考書を効率よく読む必要がありますので、まずは以下の書で読書のスタイルを身に付けてから勉強を始めてみては。

読書の技法 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門

読書の技法 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門

 
思考の整理学 (ちくま文庫)

思考の整理学 (ちくま文庫)

 
乱読のセレンディピティ

乱読のセレンディピティ

 

 

【スポンサーリンク】