編入に使用した書物一覧
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皆さん、お久しぶりです。
今回は、ツイッターの方でリクエストがございましたので、私が法学部編入の勉強中に使用した書物をリストアップしたいと思います。
私は他学部出身者ですので、法学をゼロから始めなければなりませんでした。
そのため、今回リストアップする書物には、法学部出身者の方や、社会科学系統の学部出身の方からすれば、余りにも基本的過ぎて必要性を感じられないものも含まれるかもしれません。
あくまでも、ご参考程度にどうぞ。
勉強を本格的に始める前に読みたい本
法学、政治学の知識がからっきしであったため、一番初めにこの本を読んでみました。主人公は高校生、小説風に構成されているので、飽きずに読み終えられます。
通学中、電車内で流し読みしました。もともと高校三年生の時に一度読んでいたので、短時間で読み終えられました。さすが池上彰さん、説明がわかりやすいのですが、学術書ではなく憲法に関するエッセイといった感じの本ですね。
入門書
こちらもストーリー風に構成されていますが、轢き逃げをしてしまったという重い設定です。皆様、安全運転を。
はじめての法律学 -- HとJの物語 第5版 (有斐閣アルマ > Basic)
- 作者: 松井茂記,松宮孝明,曽野裕夫
- 出版社/メーカー: 有斐閣
- 発売日: 2017/03/31
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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思想の自由市場の説明の中で、ポルノについて真面目に議論されていたのが好印象。他にも、健全な紳士にとっては興味深いテーマがたくさんあります。
興味のあるところのみ流し読みしました。
必読書
何度か取り上げていますが、こちらは絶対に読んで頂きたい一冊ですね。
演習ノートシリーズは、答案の構成の仕方を学ぶのに最適です。
こちらの本は一応専門書にカテゴライズされていますので、一通り勉強が進んだ後に是非とも読んだ方が良いと思います。試験直前に購入したため、気になる項目のみ読み、辞書の様にして使っていました。丁度読んでいなかった箇所が試験で出てしまいましたので、時間に余裕のある方は端から端まで舐める様に読むことをお勧めします。
読みたかったが、読めなかった本
買っては見たが、重かったので持ち運ぶのが億劫となってしまい殆ど読めなかった本。
図書館で借りたかったが、期限を過ぎても返さない不届き者のせいで読めなかった本。
他の受験生の方や、過去に合格された方がおすすめしていました。大学の本屋では扱っておらず、ジュンク堂池袋店でやっと見つけ、買おうとしたのですが、その前に寄ったタワーレコードでCDを何枚か(チャールズ・ミンガスやデイヴ・ブルーベックなんか)購入してしまい、持ち合わせが無くなり泣く泣く諦めた一冊。
番外編
以下の書物は息抜きなんかで読んでいた数冊ですので、他の方にはあまり役に立たないかもしれません。ご参考程度にどうぞ。
編入なんて全く考えていなかったときに読んだ本なのですが、本書の知識が答案構成に活かされた気がしなくもないですね。
政治学を勉強中に、辞書代わりにしていました。一般的な教養書としても絶賛されている本ですので、手元にあれば何かと役に立つと思います。
こちらは絶版本ですので、図書館で借りました。法諺についての理解は編入にも役に立つと思いますので、覗いてみては。
(アメリカ視点の)国際政治の論文雑誌ですね。図書館で借りて気になる論文のみ(主に中東地域に関する記事)を読んでました。大学のレポートでこの雑誌を使おうとしたら、バイアスが強すぎるため教授に怒られたことがあります。まあ、流れとしての時事問題を勉強するくらいでの気持ちで、全てを鵜呑みにせず軽く読む分には良いと思います。
- 作者: ジェニファー・リンド,エリオット・コーエン,ロバート・D・ブラックウィル,フィリップ・H・ゴードン,アダム・ポーゼン,スチュワート・パトリック,ファティ・ビロル,ネイト・シェンカン,ジョセフ・ナイ,ジョーンバム・バエ,アンドリュー・ナチオス,スティーブン・ピーター・ローゼン,ラファエラ・ダンシガー,フォーリン・アフェアーズ・ジャパン
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- 作者: カート・キャンベル,イーライ・ラトナー,エイミー・マイヤーズ・ジャッフェ,マイケル・D・スワイン,スチュワート・パトリック,リチャード・K・ベッツ,マシュー・C・ワックスマン,ジュリアン・スミス,ローレン=デヨング・シュルマン,ベン・ステイル,クリス・ミラー,リセ・モルへ・ハワード,アレクサンドラ・スターク,バリ・ナスル,マーラ・カーリン,アーロン・ステイン,フォーリン・アフェアーズ・ジャパン
- 出版社/メーカー: フォーリン・アフェアーズ・ジャパン
- 発売日: 2018/04/10
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こちらも論文雑誌ですね。例えば、風力発電などのクリーンエネルギーが、如何に無力であるかが、データと共に科学者視点で書かれています。授業でエネルギー問題なんかのディベートを行う時にこの雑誌の知識を使うと、(文系が相手なら)無双できます。2017年の試験本番ではこの雑誌から仕入れた知識を使う機会はありませんでしたが、簡単な科学データの裏付けが論述内にあると説得力が一気に上がると思います。
個人的な事ですが、 所属大学では、中東イスラーム、アフリカ、ヨーロッパの初歩的な地域研究を行っていました。特に、イスラーム地域研究では良い先生に出会えたので、地域研究のなかでは一番熱心に授業を聞いていました。本書は、所属大学で学んだ知識と、法学の勉強をマッチング、ドッキングさせてくれたので、編入の勉強中には一番面白く読んでおりました。今までの専攻がこちら方面の方でしたら、非常に面白い一冊だと思います。
これらの三冊は、本の読み方についての本ですね。編入対策では参考書を効率よく読む必要がありますので、まずは以下の書で読書のスタイルを身に付けてから勉強を始めてみては。
読書の技法 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門
- 作者: 佐藤優
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2012/07/27
- メディア: 単行本
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