編入予備校は行くべきか? その三

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今回は、予備校に通うデメリットを書きます。

 

①お金

一番のデメリットは、経済的費用でしょう。

私は夏期講習のみの参加でしたので、数万円で済みましたが、一年生の11月から、受験本番まで一年間予備校に通うとなると、費用はかなり大きくなります。

 

短期的なスパンで見ると、確かに数十万円の投資はなかなか厳しいと思います。

そこで、人生の生涯年収などを考慮した長期的なスパンでみてみましょう。

 

ランクの高い大学へ編入→相応の就職先→年収の差→定年退職する事には、数百万円から数千万円の差が生じているのではないでしょうか。

 

積み木(麻雀)、動物園(競馬)、玉入れ(パチンコ)等よりは、余程勝率が高く、コストパフォーマンスの良いギャンブルだと思います。

ゲームに勝つための課金と考えれば、予備校への投資も捨てがたいですね。

 

②受け身になる危険性

予備校では、編入試験に必要な知識をほとんど教えてくれます。

しかし、それだけで満足、安心してしまっては危険ですね。

餌を与えられているひな鳥の様に受け身にならないようにしましょう。

ミミズを持ってこられても、そのまま食べず、マ〇ドナルドハンバーグに調理してから食べるくらいの気概を持ちましょう。

たとえば、悪法論争では、ナチス体制下のユダヤ人迫害なんかを教えてもらうと思います。

そのまま書かずに、ロマ族(ジプシー)への強制的不妊手術なんかもトッピングすると、スパイシーな答案ができると思います。

 

③勉強のペースが合うかどうか

私の様に、勉強のペースが遅い方は、予備校で鞭打ちされるので、メリットの方が大きいと思います。

一方で、法学部出身や、既に学位を持った既卒の方など、基本的な知識はすでに身についており、地頭が良い方は、退屈に感じてしまうかもしれません。

過去に合格した方のブログなんかを覗いてみると、試験会場までの移動中に少し勉強しただけで、一発合格した猛者もいるらしいです。(もちろん、ネット上の個人の意見ですので、Fake Newsである可能性もありますが)

 

以上の様に、投資に見合うか、自分が受け身のひな鳥に陥る危険性がないか、ペースが合うか、を考慮して、予備校に通うメリットデメリットを利益衡量していただければと思います。

 

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